
Juice=Juiceの井上玲音ちゃん(れいれい)が、インタビューで明かした歌唱に対する葛藤とスランプ克服のエピソードがファンの間で「すごく深くて素晴らしい話だ」と大きな話題になっています。グループ移籍と歌い方の変化についての本音を語ってくれました。
Juice=Juiceに加入して2年ほどが経ち、グループ活動になじんできた頃、井上玲音ちゃんは歌唱において思わぬスランプに突き当たったそうです。久しぶりに前グループである「こぶしファクトリー」の楽曲をボイトレで歌おうとした際、Juice=Juiceの歌い方が体に染み付いていたため、以前得意だった低音の響かせ方ができなくなっていたのだとか。
特に悔しさがピークに達したのは2023年の「ひなフェス」リハーサル。入江里咲ちゃんとこぶしファクトリーの『明日テンキになあれ』を歌う際、思うように声が出せず酷く落ち込んだといいます。そこから自主練習やカラオケに通い詰め、血のにじむような努力で感覚を取り戻していきました。
努力の末、本番を見事にやり遂げたれいれいに、周囲からは「Juice=Juiceの曲の中でも良いアクセントになっている」と称賛の声が上がりました。そこで彼女は「どちらか一方ではなく、両方の引き出しを使っていいんだ!」と気づき、気持ちが軽くなったと語っています。
歌は相手とのコミュニケーションだと語る彼女のプロ意識の高さには頭が下がりますよね。過去の経験をすべて糧にして、より豊かな表現力を手に入れた井上玲音ちゃんのボーカルパフォーマンスから、今後も目が離せません!
(Juice=Juiceに)加入して2年ほどたって、
グループの活動にだんだんとなじんで
きたころ、歌唱においての思わぬ壁に
突き当たったんです。久しぶりにボイトレで
試しにこぶしファクトリーの曲を歌ってみたら、
自分が思っている以上にJuice=Juiceの
歌い方がなじんでいたせいで、以前の
自分が得意としていた、低音で響かせる
歌い方ができなくなっていました。
「Juice=Juiceの歌い方」という新しい
引き出しをつくってきたつもりだったのに、
昔の「こぶしファクトリーの歌い方」という
引き出しが開かなくなっていたことが
すごく悔しくて、めちゃくちゃ落ち込みました。
その悔しさがピークに達したのは、23年の
春の「ひなフェス」(ハロー!プロジェクトの
春の祭典)のリハーサルでした。メンバーの
(入江)里咲ちゃんと、こぶしファクトリーの
『明日テンキになあれ』をデュエットすることが
決まったのですが、最初のリハーサルで
歌ったとき、思うように声が出せなくて
とても悔しい思いをしました。本番までに
絶対に出せるようにしたいと、お仕事の
空き時間にスタジオを借りてもらったり、
プライベートでもカラオケボックスに何度も
通い詰めたりして、感覚を取り戻すために
ずっと歌い続けていました。
そして本番を終えた後、メンバーの
みなさんやファンの方、スタッフさんからも
「Juice=Juiceの曲のなかでも歌い方が
いいアクセントになっているね」と言って
いただけるようになったんです。そこで、
「Juice=Juiceの歌い方」「こぶしファクトリーの
歌い方」と別々に考えるのではなく、
「どちらの引き出しも使っていいんだ!」
と気持ちが軽くなって、そこからは
歌うことがもっと楽しくなりました。
歌って、自分の考えていることが全部
声に出ると思うんです。スランプのときは
切なくなるし、元気なときは力強くなるし・・・
同じフレーズでも全然違う歌に聴こえます。
メンバーの歌を聴いていても、「今悩んで
いるのかな」「テンションが上がっているな」
とかが一緒に歌っていて分かるんですよね。
歌はコミュニケーションだと思っているから
こそ、ユニゾンを一緒に歌う相手によって
歌い方を変えたりもしているんです。
そうやって相手によって接し方や歌い方を
変えてコミュニケーションを楽しめるから、
私はライブが大好きです。