
ハロー!プロジェクトの中でも「実力派」として名高いグループ、Juice=Juice(ジュースジュース)。圧倒的な歌唱力を武器に、結成当初から「大人のアイドル」としての地位を確立してきました。しかし、最近一部のファンの間で「Juice=Juiceのダンス振り付けが、以前に比べて簡単(シンプル)になったのではないか?」という議論が起きています。
なぜそのように感じられるのか、そしてグループが目指している方向性について、ネット上の意見を交えながら深掘りしてみましょう。
Juice=Juiceの最大の特徴は、なんといってもメンバー個々の高い歌唱スキルです。コメント欄でも指摘されている通り、歌唱パートの際に振り付けが控えめになり、立ち止まって歌う、あるいは「手だけの動き」になる場面が増えたと感じるファンもいるようです。
これにはいくつかの理由が推測されます。
「ハロプロで一番踊るのはアンジュルム」という声が多く聞かれるように、グループによってパフォーマンスの重点は異なります。アンジュルムがダイナミックで運動量の多いダンスを売りにしているのに対し、Juice=Juiceは「洗練された身のこなし」や「歌に寄り添うしなやかさ」を重視する傾向にあります。
一方で、FRUITS ZIPPERなど他グループのダンスを見たファンからは、「そちらの方が振り付けが細かくて驚いた」といった声も上がっており、相対的にJuice=Juiceのダンスが「ゆったり」して見える時期があるのかもしれません。
かつては稲場愛香さんのような圧倒的なダンススキルを持つメンバーがグループを牽引していましたが、メンバーの卒業と加入を経て、現在のJuice=Juiceは若手メンバー中心のフレッシュな構成へと変化しています。最近の楽曲(例えば『プライド・ブライト』以降の作品など)では、ダンスよりもビジュアルや歌の「盛り感」を強調する演出が目立ちます。
コメントの中には、金澤朋子さんの卒業以降、パフォーマンスの方向性がより「歌」と「ニュアンス」にシフトしたのではないかという指摘もありました。激しく踊ることもアイドルの醍醐味ですが、Juice=Juiceのように「聴かせる」ことにステータスを全振りしたスタイルも、一つの完成された形と言えるでしょう。
「振り付けが簡単になった」という意見は、裏を返せば「それだけ歌唱に力を入れている」ということでもあります。無駄な動きを削ぎ落とし、一瞬の表情や歌声の伸びで勝負する今のJuice=Juiceは、アイドルという枠を超えたアーティスト的な進化を遂げている最中なのかもしれません。
ダンスショットバージョンなどでフォーメーションを確認すると、決して手抜きをしているわけではなく、計算された「余裕」を演出していることがわかります。これからも、進化し続けるジュースジュースのパフォーマンスから目が離せませんね。