あの頃のアンジュルムが今のJuice=Juiceみたいにバズっていたら…ファンの切ない妄想

最近、Juice=Juiceの楽曲やパフォーマンスがSNSなどで話題になり、世間に「見つかる」現象が起きています。ファンとしては嬉しい限りですが、その一方で、古参のアンジュルムファンからは少し切なく、センチメンタルな声が漏れ聞こえてきます。

「竹内・佐々木・上國料・川村がいた頃のアンジュルムが、今のJuice=Juiceみたいに世間に見つかってバズっていたら…」

この「たられば」に、胸を締め付けられるファンは多いのではないでしょうか。

最強の布陣だった「あの頃」

竹内朱莉（リーダー）、佐々木莉佳子、上國料萌衣、川村文乃。この4人が揃っていた時期のアンジュルムは、まさに「戦闘力」の塊でした。

圧倒的な歌唱力とダンス、そしてリーダーシップを持つ竹内。モデルとしても活躍し、唯一無二の華を持つ佐々木。「クリスタルボイス」と圧倒的ビジュアルでCMにも引っ張りだこの上國料。そして、グループを陰で支えつつパフォーマンスも完璧なサブリーダー川村。

さらにそこに、笠原桃奈（現ME:I）や船木結といった個性派メンバーもいた時期を考えると、個の力の強さはハロプロ歴代でもトップクラスだったと言えます。「アンジュルム婚（蒼井優・山里亮太）」で名前が全国区になった瞬間もありました。

なぜ「爆発的」には届かなかったのか

「Juiceよりアンジュの方が知名度は高いよ」という意見もありますが、音楽チャートや動画再生数といった数字面での「バズり」という意味では、今のJuice=Juiceの勢いを羨む気持ちもわかります。

• 「蒼井優があれだけ宣伝してただろ」
• 「大器晩成でバズったんじゃなかったの？」

確かにチャンスはありました。『大器晩成』や『46億年LOVE』など、ライブで盛り上がる代表曲も生まれました。しかし、TikTokなどのSNS拡散による現代的な「バズ」の波に乗る前に、主力メンバーが卒業の時期を迎えてしまった感は否めません。

「今回のでどれだけ優れたコンテンツでも実際に届かないと存在しないのと同義だということを痛感した」というコメントが、ファンの無念さを物語っています。実力があれば売れるとは限らない、それが芸能界の難しさです。

現在のアンジュルムへの期待

もちろん、今のアンジュルムも魅力的です。

上國料リーダーの下、後藤花、下井谷幸穂といった新メンバーが加入し、新しい色を作り出そうとしています。ただ、かつての「強くてカッコいいお姉さんたち」のイメージが強烈だっただけに、世代交代の過渡期にある現在は、ファンもその変化に戸惑いを感じている部分があるのかもしれません。

• 「今のメンバーがこれまでのアンジュルム曲イメージと合わなくなってる気がする」
• 「後藤下井谷長野を中心にすれば他のグループと戦える」

過去を懐かしむのは、それだけあの時代が輝いていた証拠。しかし、アンジュルムの伝統は「変化し続けること」です。竹内・佐々木・川村が築いた土台の上で、新しい世代がいつか先輩たちを超えるような「バズ」を起こしてくれることを信じましょう。

あの頃の夢の続きは、きっと今のメンバーが見せてくれるはずです。