伊勢鈴蘭がライブツアーが折り返しとなった時点でのお気持ちを表明

ANGERME（アンジュルム）のライブハウスツアー「アンジュルム ライブツアー 2025秋 ～Keep Your Smile！」が折り返し地点を迎え、メンバーの伊勢鈴蘭さん（れらたん）がツアー日記で非常に熱量の高い「お気持ち」を表明しました。ただの感想文ではなく、自グループとファン双方に向けた厳しくも温かい「反省会」を展開したことで、ファンの間で「名リーダーの予感」「最高のリーダー」と大きな反響を呼んでいます。

特に、ファンに対して「コールのリズム遅れる、直して！」とダメ出しする異例の姿勢は、ANGERMEらしい豪快さとも相まって話題沸騰！ハロプロの中でも独自のライブスタイルを追求する伊勢鈴蘭さんの熱い想いと、そのライブ哲学に迫ります。

演者としての「反省会」：掴めた感覚と残る課題

ツアー日記「ツアー日記担当：れいら」（251027）で、れらたんはまずANGERMEメンバーとしての「私達の良くなったところと反省点」を分析しました。ライブハウスという環境下で、彼女たちが得た手応えは確かなものです。

良くなったところ

• ライブハウスの感覚習得: ライブハウス特有の雰囲気や距離感を掴めたことで、多様な盛り上げ方ができるようになったこと。
• 全身を使ったパフォーマンス: カメラがない分、より身体を使って表現する必要がある中で、「公演中全身をしっかり使えている感覚がある」こと。
• 抜かない意識: どの瞬間も手を抜かないという意識がメンバーに根付いてきていること。

反省点

一方で、彼女たちは自分たちに甘んじることなく、厳しい課題も指摘します。

• コールへの依存: 「皆さんのコールが凄いからこそ、任せすぎている所が強くもなってきちゃって」と、ファンの熱量に頼りすぎている点。
• 初動の遅れ: 「自分達がたまに負けてる一曲目の皆さんの方が元気！そりゃまずい！自分達まだいける！」と、ライブ開始時の熱量でファンに負けてしまっている点を猛省しています。

異例の「ファンへのダメ出し」：伊勢流ライブ哲学

今回のツアー日記で最も注目を集めたのは、ファンに向けた「皆さんの良くなったところと反省点」という、アイドルとしては非常に珍しい試みです。ファンを巻き込み、共にライブを作るというANGERMEの伝統的な姿勢が、伊勢鈴蘭さんの言葉から強く感じられます。

ファンへの具体的な要望

ファンへのフィードバックは、以下の2点に集約されました。

1. MC中のリアクション: 「MCの時ももっとリアクションしてくれいいだよ☆」と、トーク中にもっと積極的な反応を求めています。
2. コールのリズム: 「あとたまにコールのリズム遅れる、直して！◎」と、具体的な改善要求を突きつけました。ライブハウスのような密な環境だと、リズムのズレが演者にまで伝わってしまうのです。

この異例の「ダメ出し」に対して、ファンからは「ご褒美ですよ」「れらぴの為に直すのだ！」といった歓迎の声が上がる一方、「アンジュルムの伝統」「バリ熱い」と、このやり取り自体を楽しんでいる様子がうかがえます。

「どっちがステージかかわらなくなるくらい」の理想へ

伊勢鈴蘭さんが目指すライブの理想は、「お客さんと私たちとどっちがステージかかわらなくなるくらいお互いにいい汗かいて、その中で感動したり笑い合ったりしたい」という、演者とファンが一体となる境地です。

この熱い思いは、後半戦のツアー、そして集大成となる日本武道館公演に向けた強い決意に繋がっています。「武道館公演を、しっかり意味のあるものにしたい！」と語るれらたんの姿勢は、グループ全体を鼓舞するリーダーのそれであり、ハロプロの熱さを体現しています。

ライブハウスでファンと真剣に向き合い、「直して！」と率直な意見を伝えられる伊勢鈴蘭さんの熱量とプロ意識は、ファンからの厚い信頼と期待を背負い、「アンジュルムはもう伊勢に任してある」と言わしめるほどの「名リーダー」の予感を漂わせています。ファンもメンバーも、この熱きリーダーについていき、共に武道館というゴールへ駆け上がっていくことでしょう！