
みなさん、お待たせしました!ついにBEYOOOOONDSの新曲「ポジティブプログラム」の音源が公開されましたね!キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
毎回斜め上のコンセプトで私たちを楽しませてくれるBEYOOOOONDSですが、今回の新曲もまた、ファンの間で激しい議論を巻き起こしているようです。イントロの長さ、曲調、歌詞、そして制作陣…。語りたいポイントが山積みですので、ネット上の反応を交えつつ、熱くレビューしていきたいと思います!
まず、多くのファンが反応したのが、そのイントロの長さです。
最近のヒットチャートを席巻する曲は、イントロなしでサビから始まる「ゼロ秒サビ」が主流になりつつあります。そんな時代に逆行するかのような長いイントロ。これは、ハロプロが得意とする90年代J-POPリスペクトなのか、それとも単なる時代錯誤なのか?
「置きに来たのに逆に退屈感しかない」という厳しい意見もありますが、逆に言えば、このじらされる感じこそが、古き良き音楽体験を思い出させてくれるとも言えます。スルメ曲(聴けば聴くほど味が出る曲)になる可能性も十分に秘めていますよ!
今回の楽曲クレジットを見てみましょう。
作詞:西野蒟蒻 作曲:星部ショウ 編曲:平田祥一郎
ハロプロ楽曲ではお馴染みの布陣ですね。しかし、コメント欄では辛辣な意見も。
星部ショウさんの楽曲はキャッチーで分かりやすい反面、「置きに行ってる(無難)」と感じるファンもいるようです。一方で、平田祥一郎さんの編曲には「つんく♂臭」を感じ取る鋭い耳を持つファンも。
「サビでメジャー展開はハロ曲の王道だが、Bメロだけメジャー展開は珍しい気がする」という分析もあり、音楽的な構造としても一筋縄ではいかない工夫が凝らされていることが分かります。
ハロプロ楽曲を語る上で避けて通れないのが、「つんく♂イズム」の有無です。
「だるい曲」と一刀両断されていますが(笑)、この「だるさ」や「粘っこさ」こそが、ハロプロの真骨頂だったりしますよね。BEYOOOOONDSのメンバーが高い歌唱力でこの「粘り」を表現しているとすれば、それは紛れもなくハロプロの遺伝子を受け継いでいる証拠です。
また、歌詞についての指摘も秀逸です。
「今のこの子らにどうやって生き延びるのという歌詞を歌わせる皮肉はちょっとだけおもろい」
アイドル戦国時代、そして変化の激しいハロプロ内部において、「どうやって生き延びるの?」と歌わせるメタ的な視点。これは西野蒟蒻さんのファインプレーかもしれません。
「最KOO路線か」と期待する声もあれば、「退屈」と切り捨てる声もある。評価が真っ二つに分かれるのは、それだけ注目度が高いことの裏返しでもあります。
BEYOOOOONDSは、寸劇やキャラクター性を前面に出した楽曲が多い中で、今回はあえて「王道ハロプロ」や「音楽的なクセ」で勝負に出たのかもしれません。音源だけで判断するのはまだ早いです。彼女たちの表現力おばけなパフォーマンスと合わさった時、この「ポジティブプログラム」がどう化けるのか。
MV公開やライブ披露が待ち遠しいですね!文句を言いながらも結局リピートしてしまうのが、私たちハロヲタの性(さが)ですから(笑)。